ブルックボンド(Brooke Bond)

ブルックボンドを設立したアーサー・ブルック氏は1845年に生まれました。その後、1869年に彼は英国のマンチェスターに最初の紅茶の店を開きました。アーサー・ブルック氏は自分の店の名前をつけるときに、「ボンド」という名前が耳に心地よいから、ブルックボンドという名前にしたという逸話が残されています。

1950、60年代のブルックボンドの紅茶の包みには、イラストが描かれたティーカードがおまけでついていました。そのティーカードは50種類もあって、当時の子供達はそのティーカードを集めたようです。初期のティーカードには主に野生の動物の絵が描かれ、60年代になると、歴史をモチーフにした絵が描かれるようになりました。このティーカードがいまでは欧米のコレクターの人気のアイテムになっているようです。

ブルックボンドの紅茶の特徴はなんといっても、ブレンドをする技術が高いことでしょう。日によって価格や品質にばらつきがあった紅茶を、ブレンドすることによって均一にしていったのです。価格にお手ごろ感があったことも加わって、ブルックボンドの紅茶は世界的なヒットとなりました。

日本では1963年にブルックボンドの紅茶が初めて販売されました。日本で販売されているブルックボンドの紅茶は日本市場向けにブレンドされたものです。

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