キーマン


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キーマンの茶葉は中国の安徽省祁門県で生産されています。祁門県では、最初、緑茶用の茶樹を栽培していましたが、あまりよいものがつくれなかったようです。その後、紅茶栽培に転向し上質の茶葉をつくることに成功したのです。

安徽省は温暖湿潤の気候であり、夏は暑くて雨が多いという場所です。一年で200日も雨が降るといいますから、相当な降水量です。多くの雨の霧が発生する場所という環境要因は紅茶の生産に適しているといえるでしょう。

キーマンはダージリンウバとともに世界三大銘茶のひとつとして知られています。気候風土の違いもあって、キーマンにはダージリンやウバとは異なった味わいがあります。キーマンの超特級品は世界三大銘茶のなかでも最高値をつけるほどの高級品のようです。

キーマンは「キームン」、「キーモン」と呼ばれることがあります。茶葉の収穫は一年で数回行なわれます。キーマンの特級品の収穫は3月から4月にかけてです。

製法はオーソドックス製法であり、茶葉のタイプはOPです。製茶の工程が長いので、「工夫紅茶」という別名もあります。

キーマンの紅茶の特徴

キーマンは濃厚でオリエンタルな香りが特徴です。また、高級品か中級品かによって、キーマンの香りや風味は異なるようです。上級品の味はまろやかでコクがあるといわれています。キーマンの濃厚なスモーキーフレーバーは、古くから英国人のエキゾチシズムを刺激し続けてきたようです。

上級品は生産量も少なくなるので、ストレートで味わうのが一番でしょう。

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正山小種(ラプサンスーチョン)


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