紅茶と緑茶の原料は同じ

紅茶と緑茶がもともと何の木からつくられているか、疑問に思ったことはないでしょうか?

紅茶の原材料となる茶の木は、緑茶や中国茶の原材料にもなります。

茶の木の発祥の地は、中国の雲南省周辺であるといわれています。

紅茶、ウーロン茶、緑茶はツバキ科の常緑樹である「チャ」(学名カメリア・シネンシス)の葉を使って、異なる製法でつくられています。平地に限らず、標高2000メートルの高地でも栽培が可能です。

つまり、緑茶も紅茶ももともとは、同じ木によってつくられているのです。

しかし、今日では紅茶向きの茶樹と、緑茶向きの茶樹が育てられているのが現状です。茶葉の違いの特徴をみてみると、次のようになります。

中国種・・・葉が小さくて堅く、表面につやがある。耐寒性があり。緑茶向き。

アッサム種・・・高温多湿を好む高木。葉が大きく、表面がデコボコしている。寒さに弱い。紅茶向き。

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