正山小種(ラプサンスーチョン)


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正山小種(ラプサンスーチョン)は、中国の福建省武夷山周辺で生産される紅茶です。福建省の武夷山は茶の発祥の地でもあります。ラプサンスーチョンが生まれたのは、武夷山の桐木(トンム)村というところです。ラプサンスーチョンは英国で特に重んじられている紅茶であり、アールグレイを生み出すきっかけになった紅茶でもあります。

収穫の時期は4月〜5月です。フレーバーティーなので、ピークの時期はありません。

正山小種(ラプサンスーチョン)の紅茶の特徴

ラプサンスーチョンの強い香りは正露丸の匂いにたとえられることがあります。ラプサンスーチョンは松柏で燻煙させながら乾燥させてつくられるので、強烈なスモーキーフレーバーをもつのです。ラプサンスーチョンには渋い味わいとコクがあります。水色は褐色がかったオレンジ色。

スモークサーモンやチーズと一緒に、ラプサンスーチョンを飲むととてもよく合うでしょう。アフタヌーンティーにもよくつかわれる紅茶です。甘いお菓子とラプサンスーチョンはあまり合わないようです。

香りが気になる場合は、ほかの茶葉とブレンドすると香りを調節することができるでしょう。

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