ルフナ
ルフナはスリランカの中央山脈の南の標高が低いローグロウンで生産される茶葉です。スリランカの紅茶の産地は、ルフナ以外は実際の地名ですが、ルフナは古い王国の名前です。（ルフナとはシンハリ語で「南」という意味をもっています。）いまのルフナの地名はサバラグムワといいます。
ルフナはスリランカ国内では最も標高の低い紅茶の産地です。ルフナにはクオリティーシーズンがなく、年間を通して茶葉が収穫されます。
ルフナの紅茶の特徴
ローグロウンティーには個性が無いといわれています。気候の変動が少ないと、個性の無い紅茶ができあがるからです。しかしながら、ルフナは独特の味わいをもつことで知られています。渋みはあまりなく、コクがあって、スモーキーフレーバーが特徴的です。水色は濃く深い赤色をしています。
ルフナの紅茶はミルクティーにするのがオススメです。ミルクと紅茶があわさって、深い色合いを楽しむことができるでしょう。サウジアラビアではルフナの茶葉を使ったミルクティーが人気を博しているようです。
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