紅茶の等級

茶葉には、葉の大きさや製法によって等級(グレード)があります。この等級によって紅茶の抽出時間が違ったり、水色や香りなども変わります。紅茶の等級について知ることは、茶葉に合った紅茶の淹れ方を知るためのひとつの道しるべになるでしょう。

Woman Tea Picker Holding Tea Leaves, Goomtee Tea Estate, Kurseong, West Bengal, India
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葉の部位、大きさ

紅茶の等級は葉の部位と大きさを示すものです。紅茶の産地によって呼び方が異なるのも紅茶の等級の特徴です。

ティップ
お茶の木の枝の最先端部分のこと。
一芯二葉(いっしんによう)
フレッシュリーフともいいます。ティップとそのすぐ下の2枚の葉をあわせたもの。
一芯三葉(いっしんさんよう)
一芯二葉の下にある葉をあわせたもの。

参考

一芯二葉で摘まれることがほとんどですが、一芯三葉で摘まれることも最近では多くなっているようです。

呼び名の違い

茶葉を製造する際に、茶葉をカットしないものはフルリーフとよばれます。葉をカットしたものはブロークンとよばれます。カットした葉をさらに細かくしたものはファニングやダストと呼ばれます。

新芽が多く含まれているほど高級とされます。最高級品は金色がかった色をしたゴールデンティップです。また、グレーがかった新芽はシルバーティップと呼ばれており、ゴールデンティップと同じく最高級品のひとつです。

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